今回は、忙しさでカラダに負担がかかり腰痛につながったケースです。
この方は、昨日から原因もなく、急に腰が痛み出し、動くと鋭い痛みが走るということで来院されました。このような腰痛は今回が初めてで、骨盤のまわりに重たい鈍痛があるとのこと。また現在痛みはないが、昨日まで右肩まわりに非常に強い（刺すような）痛みがあり、２～３日前は頭痛もあったそう。
ストレスと腰痛のつながり
検査していくと、右のお尻の筋肉の力がうまく入らず、股関節の動きが悪くなっていました。またその他、ストレス性の副腎疲労と右肩に痛みを起こしやすい腸の問題（回盲弁症候群）が検出されたのです。ここ最近生活で負担になることがなかったか聞いてみると、２週間前から子供２人とも病気になり、かなり忙しくしていたそう。最近右肩の痛みも出ているとのことで、腰痛の一番の原因がストレスから起こる腸の問題である可能性が高いと思われました。腸の問題が起こると下腹部の筋肉が弱くなります。それにより腰に負担がかかってしまうことがあるのですね。
こういったことから、治療では、ストレスに関わる副腎の機能アップをするようなテクニックと回盲弁のリンパのポイントや関節アジャストメントを用いて治療していきました。その治療で大分腰の状態が落ち着いてきましたが、股関節の動きや腰椎の関節に関してはしっかりとカイロプラクティック治療を行いました。
次回来院時には、全く痛みはなくなり動けるようになったようです。
今日のpoint
今回の腰痛の原因は、「日々の忙しさで副腎疲労に陥り、筋肉骨格系のバランスを崩したこと」でした〜。
この方のように、急に起こった腰痛の中には、身体にかかっているストレスや腸の問題が原因になっているケースもあります。検査の所見と、さらに深い問診によりこういった問題が明らかになってくることがあります。今回は原因に対する治療がマッチしたので、１回の治療でほぼ寛解したケースでした。
K.K.
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カイロプラクティックは、薬は使わず手だけで身体の治療をするアメリカ生まれのヘル
スケアです。
みなさんに知られているような筋肉骨格系の治療はもちろん、カイロの中の一つの学問
アプライドキネシオロジーでは、自律神経や内臓、ホルモン、神経、栄養のアンバラン
スをチェックし、それに対する治療を行うことができます。
アメリカではまさしくプライマリーケアとして認められ、準医師として統合医療の一翼
を担っています。
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